船橋市の気温・気候、住宅情報についてご紹介します。
船橋市の気温は、年間で最高で36.2℃、最低で-2.4℃、平均16.5℃と、東京とほぼ同じです。夏場は30度を超えて真夏日が続く傾向がありますが、東京湾と接する南側は海風の影響で涼しく感じられる日があるなど、市街地のある南から中央部、農地や緑が比較的多い北側では体感温度が多少違って感じられることもあります。
熱く感じる日でも快適に過ごせるよう、断熱性能には気を配ったほうがいいかもしれません。
冬場は氷点下になることはまれで、たとえそうなったとしても夜間または早朝の一時的なものです。
南関東に位置する船橋市は温暖湿潤気候で、春と秋は穏やかな気温で過ごしやすい日が続きます。降水量は1,150mm、平均湿度は71.7%、平均風速は2.2m/sです。基本的に梅雨と秋口は雨の日が多く、夏場は雷雨があることも。
夏場はもちろん半袖やノースリーブで過ごす人が多いですが、春と秋は半袖にカーディガンや軽めのジャケットで過ごせる日が多く、冬は寒い日は腰まで隠れるダウンジャケットやマフラーがあると暖かく、日が出ている暖かな日はもう少し軽装でも外出できます。高断熱の室内では暖房が不要のこともあります。
船橋市の常住人口は、644,240人で、そのうち男性319,214人、女性325,026人、人口世帯は291,444世帯です。特別区を除いた全国の市町村では21番目となっています。（2021年4月1日時点）
行政・地区コミュニティ別に見ると、多い順に東部、西部、南部となっていて、船橋市の南側半分に多くの人口が集中しています。
年齢区分別人口は、0～14歳の年少が81,672人（12.7%）、15～64歳の生産年齢が408,831人（63.3%）、65歳以上の老年人口が154,947人（24.0%）となっています。（2021年4月1日時点）
世帯類型別の1世帯当たり1か月間の収入と支出を見てみると、夫婦と子供が1人で構成される世帯（勤労者世帯、有業人員1.91人）の場合では、実収入は563,553円、実支出は427,949円、エンゲル係数は25.3%となっています。
現住居の持ち家率は72.5%で、家賃・地代を支払っている世帯の割合は31.8%です。また住宅・土地のための負債残高は世帯当たり6,239,000円です。
土台や壁、柱などの構造体に木材が使用されている「木造住宅」には、自由度の高さや耐火性などのメリットがありますが、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比較すると地震に弱い傾向があるなどのデメリットも。木造住宅を検討する場合は、メリット・デメリットの双方を知った上で検討することがおすすめです。
貨物輸送用として設計された、金属製のコンテナを利用して建築した住宅を「コンテナハウス」と呼びます。このコンテナハウスは、コスト効率の面や個性的なデザインが実現しやすいなどのメリットがある反面、熱がこもりやすいため断熱処理をしっかりと行う必要があるなどの注意点があります。
鉄筋コンクリート造の建物を「RC住宅」と呼びますが、使用する工法によって壁式構造・ラーメン構造などの種類があります。このRC住宅は、耐震性・耐火性・遮音性・気密性・断熱性の高さなどがメリットとして挙げられます。また、デザインの自由度が高い点も魅力です。
階段のないワンフロアの設計が特徴の「平屋住宅」は段差の少ないバリアフリーな暮らしが実現できる点、地震に強い設計が可能である点などがメリットですが、2階建てや3階建ての家と同じような延床面積を確保するためには敷地の広さも必要になる点などがデメリットといえます。
壁・床・天井の面（パネル）を組み立てて家を作る、北米生まれの伝統的な工法を「枠組工法（ツーバイフォー工法）」と呼びます。面で建物を支えられることから耐震性が高い点に加え、断熱性や気密性の高さも魅力。ただし、間取りに制約が出てくる場合もあります。
「木造軸組工法」は日本で多く用いられているもので、木材を縦と横に組み合わせる工法です。この工法を用いた場合、間取りの自由度の高さや増築・リフォームなどにも柔軟に対応が可能であるといったメリットがありますが、職人の腕の差が出やすい工法であるという面もあります。
自然由来の素材を使用した家を「自然素材の家」と呼んでいます。ここでいう自然素材とは、無垢材や漆喰、珪藻土、天然の木質繊維からできた断熱材などが挙げられます。それぞれの自然素材の特徴を確認しながら取り入れていくことがおすすめです。
自然素材の構造材や内装材にはさまざまなものがあります。例えば、強度や耐久性の高さが特徴のヒノキや、加工が容易なスギなどは、構造材として多く使用されています。また、内装材としては美しい木目を持つウォールナットやフローリング材として多く用いられるサクラなどがあります。
注文住宅の建築を依頼できる会社としては、「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」の3種類があります。それぞれ得意としている部分が異なってきますので、家を建てる場合にはさまざまな会社を見比べてみることをおすすめします。
住まいを建てる際には、「二世帯住宅」という選択肢もあります。しかし、どのような間取りにしたら良いのかわからない、という人も多いのではないでしょうか。そのような場合は、実際の建築事例を参考にするのがおすすめ。さまざまな二世帯住宅の事例をご紹介します。
「長期優良住宅」とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられている住宅です。長期優良住宅の申請を行い、認定された場合には税金面での優遇が受けられるなどさまざまなメリットがあります。
「ZEH（net Zero Energy House）」とは、家庭において使用するエネルギーと太陽光発電などを活用して創り出すエネルギーの収支について、1年間の消費エネルギー量を実質的にゼロにする家です。ZEH基準の家を建てるには、要件を満たす建築が可能なZEHビルダーへの依頼が必要です。
注文住宅を建てる場合、「耐震等級」と「断熱等級」は非常に重要な要素といえます。大切な家族や財産を守るためにも、依頼する住宅メーカーや工務店ではどの程度の耐震等級・断熱等級に対応が可能なのかを確認しておくことが大切です。
注文住宅は自由度が高い反面、こだわりすぎると予算オーバーに陥りがちです。シンプルな間取りや適正な素材選びをすることで、コストを抑えつつ理想の住まいを目指すことができます。コストダウンの方法を確認しておきましょう。
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